酸素で満たされたビーカーに火のついた線こうを近づけてみましょう。
小学校の頃、こういう実験をやったという人も多いと思う。
線香の「香」は小学校では習わないようなので、敢えてひらがなにしてみた。
数日体調を崩しており、病院に行った。
平日の午前中なんて大体混雑しているものだが、まぁまぁ早く終わることができた。
その帰り道、1人のじーさんの姿が目に留まった。
そのじーさんは、肺が悪いようで、酸素ボンベを携帯し、常に酸素吸入をしているご様子。左手でボンベが乗ったカート(?)を引っ張りつつ、右手にはタバコを持っていた。
?
タバコ?
そう、タバコ。
いやいやいや、マジで本当にリアルに危ない。タバコ1本で寿命を何分縮めるとかよく聞くが、あの状態は何分とかそういうことではなく。
即刻寿命が終わる可能性がある。
しかも下手するとボンベが爆発して周囲の人や物を巻き添えにする可能性もある。
酸素吸入が必要な身になって、それでも危険を省みず(いや、分かってないだけかも知れんが)吸い続けてしまう。タバコとは斯くも恐ろしいものであったのか。
しれっと件のじーさんから距離を置きつつ、帰宅した。